ホーム > 茶へのこだわり 宇治茶につて
天地の利・時の利・技の利
宇治茶の主産地、山城地方は年間を通じ寒暖の差が大きく、一日の中での温度差も大変大きい地域です。この気候は亜熱帯植物である茶の樹にとっては決してよい環境とは言えないのですが、
豊潤な緑茶の香りを引き出す為には、この厳しい環境が必要不可欠な要素です。
又この地の土質・水質は茶の味を深みと厚みのあるものに育ててくれます。
この茶作りに恵まれた自然が宇治茶の強みです。
一番茶は年に一度だけ収穫されます。その毎に失敗や成功を経験し、繰り返した経験は親から子へ、先輩から後輩へと伝えられていきます。
そして、数百年に亘る先人達の試行錯誤の積み重ねが技術となって受け継がれ、現在の宇治茶の名声があるのです。
これが、本当の意味での宇治茶の伝統であり、歴史であります。